1999-05-18 第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第14号
郵便局長さんのおしりをたたいて零細貯金を、皆さん熱心なまじめな人たちですから一生懸命集める。何のために貯金を集めさせるんですか。この集まった今で言うと二百五十兆、これを損しないように運用するためにそれだけの資金を政策的に集めます、そういう国の仕組みというのが私は本当にあり得るんだろうか。何のために無理して資金を公的に集めるのか。
郵便局長さんのおしりをたたいて零細貯金を、皆さん熱心なまじめな人たちですから一生懸命集める。何のために貯金を集めさせるんですか。この集まった今で言うと二百五十兆、これを損しないように運用するためにそれだけの資金を政策的に集めます、そういう国の仕組みというのが私は本当にあり得るんだろうか。何のために無理して資金を公的に集めるのか。
そうすると、最初私言いました小口零細貯金という性格から、やっぱり競争が激しくなると、上限も撤廃までは将来課題としても大きく上げて、そして収入を確保しなくちゃならない。日経新聞発行の本で、小口零細な貯金を集めるという従来の姿勢に変化が出ているということが裏づけられた答弁だったんじゃないかと私は思うんですね。 現実問題として、金利の自由化というものをすべて否定することはできない。
御高承のように、私どもが政策金融として使わせていただいておりますお金は、国民が、例えば零細貯金と申しますか、郵便貯金としてお預けいただいているお金あるいは年金といったようなものでございますから、これは私どもとして確実にお預かりし運用していかなければいけない、こういう要請が根底にございます。
一般の金融機関から融資を受けがたい中小企業者に融資をするということが使命でございますけれども、他方その貸付原資は国民の零細貯金である郵便貯金等に依存しておるということもあるわけでございまして、これを大切に運用するという観点から、客観的に見て返済見込みが立たない方に融資をするということはなかなか難しいとか、あるいは融資実行後の債権管理についても適正にやらなければいけないということは御理解いただけると思
金融機関よりか膨大な資金量を持ち、一説によれば世界一の金融機関、預金量は世界一と言われる郵便貯金が郵便貯金法という法律をひとつ盾にとってそういう自由化に対処して、事ごとに大蔵省に異を唱えてやるということについてはいささかどうかなと、もう少しオープンに開けぬかなと、こういうふうに思うわけなんですが、そういう、いわゆる金融の自由化と、郵便貯金を、少額貯金を預かるおたくとして単に大衆の福祉のため、大衆の零細貯金
方法については私も正確かどうか必ずしも自信はありませんけれども、総理府の貯蓄動向調査等で推計をすると、そのうち二十三兆五千億が少額の零細貯金である。そうなると、十四兆から十八兆円近いものが灰色ではないかというふうな試算も行われております。現在それが五十六兆円、一割ふえておりますから、さらに十五兆から二十兆円近いものが、この試算であると灰色の部分ということになりかねない。
社会保障制度が今日の段階でまだ十分でないだけに、国民が先行きの不安を感じて、貧しい中から貯金をしている零細貯金であります。こういう中で私は、この貯蓄を中心にして生活を維持していくというものが不可欠な関係にあることを考えて、政治というのは、そういうものを保護していくということがなければ成り立っていかないんじゃないでしょうか。
私は正直申し上げるのは、総務課長さんにも本当に考えるべきではないでしょうかと、こんなことをやったら政治の不信がつのるばかりですと、どういうふうにやるかといまおっしゃっても、木島先生、私は具体的に、このような方法でということはちょっと申し上げる段階ではありませんが、私なりに何案か持っているんですが、その概略申し上げますると、いわゆる結果論的には三十七兆という日本の財政金融に大きな影響力を持つ庶民の零細貯金
○国務大臣(服部安司君) これは税制問題で、むしろ私はとかく言うべき筋合いではないと思いまするが、ただ、郵便貯金を預かる立場からいたしまして、御指摘のとおりに、少額零細貯金でありまするから、大変なこれはもう労を要する問題でありますので、余り私は歓迎したくないと考えております。
そうすると、零細貯金の目減りの防止に全力を挙げると言ったのはあなたでしょうが、結果的に見ると利下げのレールをひた走りに走っているじゃありませんか。これはどうなんですか。うそをついちゃいけませんよ。これは結果的にこうなってしまった。昨年の五月と九月と今回と一カ年間で三回、これでは景気浮揚という名前の企業救済のためだ。
また郵貯利用による脱税問題が報道されたが、郵便貯金はすべてが庶民の零細貯金ではない」というような意見もございますが、私は、前段の御意見というのは非常に大事な意見だと思います。 私はその審議会に行って意見を述べることはできませんので、大臣も局長も、従来ここでわれわれに誓っていただいた気持ちを忘れないで、郵便貯金法の十二条の精神をしっかりと胸に秘めてぜひ今後対処していただきたいと思います。
その場合に、その機関があるわけでしょうが、そういうことによっていわゆる零細貯金の貯蓄機関であります郵貯と、それから金利によってもうけを得ておる民間の金融機関、その金融機関を利用しております大口の貸し出し、預け入れ関係のそれぞれのところに影響が出てくるわけですね。
○田中(昭)委員 慎重であらなければならないわけですが、その慎重に慎重を重ねた結果、いわゆる郵便貯金に預け入れをしている零細貯金者の利益を守るということを考えてもらわなければならないじゃないか、こういうことを私は言っておるわけでございます。
そうすると、そういう混乱の中で、預金者も国民、調べられるのも国民、一家の中でたとえれば、いつも操られ、そして調査のときに困るのは零細貯金者、金を集められるときにも、零細の庶民の金がかき集められる。そういう中で、こういう両方の国の機関が中傷、批判合戦をしておる。預金者はいつもその犠牲にならなければならないということは許されないと思うのですが、どうでしょう。
郵便局の零細貯金は全部国家国民のために利用されるという、大蔵省資金運用部に集まる金である。したがってその零細な預金を、銀行と競合するからといって真っ先に郵便貯金の金利を下げなければ公定歩合を下げられないのだという理屈は、国家国民的見地に立ったときにはそう簡単に私たちは受け入れるわけにいかない。
零細貯金ですよ。庶民大衆の貯金だ。その次が国鉄債券、これが二兆四千億円あるのですが、その中の政府保証債というものが五千五百億円ばかりあります。銀行その他自己調達というのは、銀行が一兆八千六百四十三億円。調べてみたら農協まで借りているんですね。そうでしょう。国鉄には金借り係という重役がいるという話を聞いているんだけれども、本当ですか。
しかし、日本の零細貯金というものはそういうものじゃないわけです。教育のため、住宅のため、老後のためということで、インフレが激しくなって目減りすることがわかっておっても、消費を減らしてでも貯金しなければいかぬというまことにせつない思いの込もった貯金であるということ。これは将来のことを考えたらそうせざるを得ないわけです。
零細貯金だけに、しかも郵便貯金というその性格からいって、私は民間の企業、銀行、金融機関の利率より違っていいと思いますよ。自由経済を自民党が標榜しているなら、金融政策だって、自由に各金融機関で私はやるのがたてまえじゃないかと、ましてや郵便貯金の場合は、その性格からそういう立場を貫いていくのが私は本来あるべき姿だと思います。
そうすると、それは零細貯金者から見ると銀行の利益を図るために自分たちが犠牲にされたんだというような感情というものはぬぐい去ることができない。
心にもないポーズをとることによって、郵政大臣、あなたは、あなたを信じて貯金している総額二十一兆円と言われる零細貯金者を欺瞞し、愚弄しているのであります。 国民の反対を無視して零細貯金の金利の引き下げを強行したために、西ドイツのエアハルト内閣はつぶれたと言われている。
ところが、主人のほうの零細貯金層は一人も入っておらないわけですよ。こういう偏った審議会で、まじめな国民の政治ができるかどうか。どうお考えになりますか。